
小坂農園について
日高山脈に源を発する鵡川の流れが、悠々と太平洋へ注ぐ北海道・むかわ町。
河口にほど近い鵡川のほとりに、3代前から続く小坂農園はあります。
赤ちゃんのような苗の頃には手厚く、ぐんぐん成長する時には厳しく。
手をかけすぎずに自然の力を引き出す農業は、子守りや子育てと同じ気がしています。
畑に米ぬかを加えると、微生物が育てた土が野菜を甘くしてくれます。
土地の個性にあった種を探してくるのも、農家の腕の見せどころです。
私たちがイメージする農業は、生きる力を邪魔せずに本来の味を作ること。
日々の苦労は、お客様の「おいしかった」の言葉でふっとぶから…、
これからも、おいしさだけを追求していきたいと思います。

小坂農園代表 小坂幸司
むかわ町の農家で生まれたものの、高校、大学と工業を学びコンピューター系の会社に就職。
29歳のときに故郷に帰り、農業を継ぐことを決意。
「量産しようとすると味が落ちる。手のかけ方次第で作物の味は変わるんです」。
持ち前の探究心でおいしさを追求する、ちょっとマニアックな農業人。